
この記事は、DevHR Advent Calendar 2025 の 10日目の記事です!
こんにちは、千株式会社で エンジニアリングマネージャーをしています、daitasuです。
私がいま書いているこのプロダクトブログは、昨年のアドベントカレンダーの時期に設立され、ちょうど1年を迎えます。
弊社では、いわゆる DevHR 、ジンジニアといった職種の方はまだいません。
しかし、各メンバーが主体となって、 プロダクトブログ を含め、 Qiita Organization や Zenn など、様々な外部発信をしています。
その他にも自社メンバー主催の 地域技術コミュニティ であったり、 自社イベントの実施 等様々なことに取り組んできました。
この記事では、弊社のメンバーが行っている様々な外部発信について、また、弊社の採用広報ギルドとしての 記事の訴求推進 、 登壇数のモニタリング 、などの活動について触れ、1年間を振り返ります!
プロローグ
1年前、2024年の夏。
弊社はそれまで、はてなブログの運用はなく、 Qiita Organization のみを開発組織の外部発信として運用していました。
しかし、この運用にはいくつかの課題がありました。
- 投稿をするメンバーが、特定のエンジニアのみに絞られている
- 開発組織にはエンジニア以外にプロダクトマネージャーやデザイナーも含まれており、Qiita への投稿ハードルが高い
- 特にエンジニア以外の職種のメンバーが急増しているタイミングでもあったため、 みんなを巻き込める というのは重要な要素であった
Qiitaは「エンジニアに関する知識を記録・共有するためのサービス」であり、ガイドライン的に技術記事以外を書くのはあまり適していない- 採用広報としては、技術記事以外の社外登壇やイベントレポートなども発信していきたい
- Qiita コミュニティガイドライン
こうした問題から、開発マネージャーの会議の中で、 はてなブログの開設 を相談しました。
開発組織として人が急激に増えているタイミングでもあったため、他の組織課題も多く、数回は案としてはお見送りになっていました。
しかし、それから数ヶ月ほど経ったタイミングで転機が訪れます。
人事と連携してプロダクトブログの開設
開発サイドでは予算や工数の兼ね合いもあって中々初手の動き出しをお見送りしていたのですが、人事サイドからも「はてなブログ開設」に向けた相談を受け、人事も温度感高く動いていけるなら!と、
開発 × 人事 で協力しつつ開設へと進められそうな機運が見えてきました。

既存のQiitaとの棲み分けや、開設の運用をどのように回すかなどを 人事と筆者、デザイナーの方の3人 で整理していきました。
ブログの開設にあたり、最初に当たる課題は誰かが書き始めるまでの投稿数の過疎化が懸念でした。
その問題を起きないようにするため、アドベントカレンダーの時期が近づいていたこともあり、それに合わせて開設 → 12月の25記事分の投稿者を募って 初期のブーストをかけていく という方針で進めました。
- 2024-11-27
- 記念すべき開設 & 初稿! 🎉🎉🎉🎉🎉
- 『SEN PRODUCT BLOG』をスタートしました!管理室より - SEN PRODUCT BLOG

デザイナーの皆さんの力もあって、アドベントカレンダー用にアイキャッチ画像を3種も作成いただき、アドベントカレンダーの開始に向けて下記を進めました。
- 投稿ガイドライン の作成
- Slackワークフローの設置
- 「はてなアカウントの紐づけ依頼」
- 「プロダクトブログ管理室へのレビュー依頼」


最終的には投稿が民主化され、 プロダクト管理室 というもの自体をなくせれば理想ですが、特に初期は「外に出していい内容か分からない」といった声も多かったため、下記のように2段階のレビューを挟む方針としていました。
- 「技術/事例の事実性・内容の妥当性確認」... 投稿者の所属チーム内レビュー
- 「社外発信観点」... プロダクトブログ管理室レビュー
結果、初年度のアドベントカレンダーとしては順調に埋まることができ、最終日まで走り抜けることが出来ました!
マネージャー委員会としての「広報」課題解決の加速化
こうしてプロダクトブログが軌道に乗り出した中、並行して別の動きもありました。
開発組織のマネージャー間で様々な組織課題を解決すべく、課題の抽出〜解決したいテーマを絞り、複数のチームになって課題解決をブーストさせる取り組みです。
この取り組みの中で、4つにテーマを絞ったのですが、 「採用・広報」 がそのうちの一つにありました。

採用広報委員会では、特に「広報」に焦点を当て、全社的に採用PRを踏み込んでいきたいという思いがあり、 コーポレート広報 の部署と情報連携して動いていく仕組みづくりを行いました。
具体的には、隔週で定例を行い、下記のようなことを行っていました。
- コーポレート広報側の採用PRできそうな取り組みのシェアと相談
- 開発側のブログの投稿状況のシェア、登壇状況のシェアと拡散依頼
これにより、採用広報活動の動きを広報の部署とも連携できるようになってきました。
課題
ブログ開設から少しずつ社内の認知も拡がり、開発組織のメンバーが積極的にブログ投稿をして頂けることもあって、あまり投稿に向けた推進活動がなくとも、 順調に投稿数も書くメンバーの数も伸びていきました。
しかし、まだいくつかの課題がありました。
- 広報推進の人的ボトルネック
- 先述のマネージャー委員会は、マネージャーで構成された有志のチームで、もっと幅広い人を広報活動の推進に巻き込みたい
- 広報レビューが初期の「筆者」と「人事」の2名体制のままで、レビュー速度がボトルネックとなってしまっている
- 技術記事の投稿数の伸び悩み
- プロダクトブログの投稿は順当に伸びたのですが、様々な職種のメンバーを巻き込んだこともあり、下記の課題感が発生
- プロダクトブログは社内のイベントの紹介、デザイナーやプロダクトマネージャー、チームでの取り組み、イベントレポートなどが豊富となっている
- 一方で、相対的に純粋な技術の記事が書きづらくなってしまった
- プロダクトブログの投稿は順当に伸びたのですが、様々な職種のメンバーを巻き込んだこともあり、下記の課題感が発生
Zenn の開設
上記の課題を解決すべく、エンジニアから「Zenn を開設してみてはどうか?」という提案を受け、Qiita が暫く滞ってしまっていたこともあり、「やれるものはやっていこう!」と新規に開設しました 🎉🎉🎉
現在がアドカレの時期ということもあり、徐々にこちらも投稿数が増えてきています。
開発組織の広報
マネージャー委員会としての動きは、組織再編のタイミングで定例などを止めていました。
その関係もあり、 改めて採用広報を加速させていくために、マネージャー以外のメンバーも募って、「採用広報ギルド」と銘打って再始動しました!
採用広報ギルドの取り組み
採用広報ギルドは、マネージャーだけでなく、新卒のメンバーやデザイナー、エンジニア、プロダクトマネージャーなど職種も様々に混ぜた構成の有志として活動しています。
週次の定例を実施し、下記のような取り組みを始めています。
- 採用広報として見本になるような企業の技術ブログやデザイナーブログをwatch し、投稿数などの自社との差異をモニタリング
- 自分たちの発信力の課題感などを探る目的でいくつかの企業をベンチマークにしています
- 組織規模などの差があるため、概算ですがいくつかの指数を作って比較するようにしています
- 登壇数の watch と促進
- 登壇情報を会社としてPRしていきたいこともあり、登壇情報などをまとめるDoc を作って集約しています
- ブログ投稿や登壇情報の開発組織でのリポスト等の訴求推進

ブログや登壇の訴求に関しては、Slack の reacji などを用いて促進できるような仕組みを作り、組織全体で広報に向き合っていけるようなカルチャーづくりを作っていきました。

そして、ちょうど一年が経った今月、2025/12。
今年(2025年)もアドベントカレンダーの時期となったため、この新チームで今年もまた運営委員を行い、無事に今年も満枠となることが出来ました 🎉🎉🎉
今年のプロダクトブログの成果
まだ12月のアドベントカレンダーの途中ではありますが、現時点で、2025年の記事投稿数は 46記事(プロダクトブログ + Zenn) となっています!
このペースでいくと 50記事 は超えそうです!
昨年は開設の初稿とアドベントカレンダーだけだったので、 25記事 だったので、2倍以上の成長は出来たかなという結果となりました!
その他の採用広報活動
採用広報ギルドの取り組みとは異なるのですが、千は他にもエンジニアやデザイナーが主導となって、他の企業との共同イベントを実施したり、「ゆるプット.kioicho」というコミュニティを作ったりなども行っています!
振り返り
弊社では採用広報の活動として、色々と姿形は変えながらも、組織内での発信文化が着実に加速しています。
ある程度軌道に乗ってきたので、今後はより一層の加速化に向けた施策を打ったり、広報活動の取り組みの振り返り記事なども随時掲載していければと思っています。
まだまだ会社としての認知度は上げて行きたく、開発者コミュニティへの貢献としてももっと加速化していきます!
千では、引き続き積極採用募集中です!
- 写真業界、保育業界のDXにご興味がある方
- 開発組織の様々な課題を一緒に解決して頂ける方
- 採用広報活動をブースト頂ける方
ぜひカジュアルにお話できれば幸いです、ご応募お待ちしています!
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